
「無料なのにちゃんと使えるVPNがある」という口コミが広まり、ProtonVPNへの関心が高まっています。
でも実際に使ってみると「思っていたのと違う」と感じる部分も少なくありません。
この記事では、Trustpilotや国内ユーザーの声をもとに、ProtonVPNのリアルな評判を整理します。
良い評判だけでなく、悪い評判もきちんと取り上げますので、契約前の判断材料にしてください。
結論を先に言うと、ProtonVPNはプライバシー保護に関してはトップクラスのVPNです。
ただし「とにかく速い接続が欲しい」「日本語でサポートを受けたい」「できるだけ安く使いたい」という人には、正直なところ向いていません。
他のVPNを検討すべきユーザー
- 通信速度を最優先したい人(→ExpressVPNがおすすめ)
- 日本語サポートが充実しているVPNを使いたい人(→ExpressVPNやNordVPNがおすすめ)
- 短期利用で割安感を求めている人
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ProtonVPNの特徴と安全性

ProtonVPNはスイスを本拠地とするProton Technologies AGが運営しています。
同社はセキュリティ面で高い評価を受けている暗号化メールサービス「ProtonMail」の開発元でもあり、その技術力がVPNにも活かされています。
基本スペック一覧
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内容 |
|---|---|
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運営会社 |
Proton Technologies AG |
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本拠地 |
スイス(ジュネーブ) |
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有料プラン料金 |
月額775円〜(2年プラン) |
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無料プランの有無 |
あり(データ無制限) |
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返金保証 |
30日間(有料プランのみ) |
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同時接続台数 |
有料プラン:10台 / 無料プラン:1台 |
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サーバー設置国 |
有料:140カ国以上 / 無料:3カ国(日本・米国・オランダ) |
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暗号化方式 |
AES-256 |
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ノーログポリシー |
あり |
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対応OS |
Windows / Mac / iOS / Android / Linux / Chromebook 他 |
セキュリティはなぜ高いのか

ProtonVPNのセキュリティ面での強みは、大きく3つあります。
1. スイス法の管轄下にある
スイスは5・9・14アイズ(各国政府間で通信情報を共有する協定)の非加盟国です。
そのため、EU・米国・英国などの政府機関からユーザー情報の開示を求められても、法的に従う義務がありません。
プライバシー保護の観点から、これは非常に大きな強みです。
2. Secure CoreサーバーとAES-256暗号化
ProtonVPN独自の「Secure Core」機能は、一般的なVPNとは異なり、通信をまず安全な中継国(スイス・アイスランド・スウェーデン)のサーバーを経由させてから目的地に送る仕組みです。
ハッカーやISPからIPアドレスを特定されるリスクを大幅に下げられます。
ちなみに、スイスのSecure Coreサーバーは地下1,000メートルに位置するスイス軍の旧シェルターに設置されており、物理的な安全性にも徹底的にこだわっています。
3. キルスイッチ機能
VPN接続が突然切断されたとき、自動的にインターネット接続そのものを遮断してくれる「キルスイッチ」機能も搭載されています。
IPアドレスの漏洩を防げるため、セキュリティ意識の高いユーザーには重宝される機能です。
なお、現時点ではiOS・Androidアプリには非搭載のため、スマートフォンユーザーはデバイス本体の設定で代替対応が必要です。
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ProtonVPNの悪い評判・口コミ

ProtonVPNへの不満として、次の3つがよく挙がっています。
返金対応が遅い・拒否されたケースがある
「30日間の返金保証期間内に申請したのに返答がなく、再連絡したら『返金できない』と言われた」という口コミが複数確認されています。
Trustpilotには「2週間以上無視された」「詐欺まがいの対応だ」という強い言葉も見受けられます。
サポート側はチケット番号を送るよう求める返信をしているケースが多く、返金トラブルの多くはサポートへの連絡方法や手順の不一致が原因とみられます。
とはいえ、返金保証を期待して契約するなら、申請後の対応に時間がかかるリスクは念頭に置いておいた方がよいでしょう。
オンラインゲーム中に接続が切れることがある
VPN接続しながらオンラインゲームをしているときに、エラーや切断が発生するという声があります。
Trustpilotの口コミでも「ping 17ms・下り443Mbpsと速度自体は十分なのに、ゲーム中だけ不安定になる」という具体的な報告が見られました。
サポートからはキャッシュのクリアや別サーバーへの切り替えで改善できる旨が案内されており、設定で解消できる場合もあります。
ゲームへの安定接続を最優先にするなら、ProtonVPN以外の選択肢も比較する価値があります。
通信速度が遅いという不満が根強い
「ギガビット回線を使っているのに最大4Mbpsしか出ない」「有料プランでもサーバー負荷が85%以上になることが多く、テキストページすら重い」という辛口の口コミも複数存在します。
特に2022〜2023年にかけては、混雑したサーバーへの接続が頻発したとの記録も残っています。
現在もピークタイムにはPing値の悪化が報告されており、日本向けサーバーの台数が少ないことが根本的な原因と見られています。
サポートからは別プロトコルへの切り替えが提案されるケースが多く、WireGuardやStealth(ステルス)プロトコルに変更することで改善できる場合があります。
ProtonVPNの良い評判・口コミ

一方で、高く評価されている点も明確にあります。
通信速度が十分速い、という声もある
「以前使っていたVPNに比べて速度が格段に上がった」「スパム広告も出ないし、快適に使えている」といったポジティブな口コミも多く見られます。
VPNの通信速度は接続先のサーバーや時間帯、デバイスのスペックによって大きく変わります。
近距離サーバー(日本にいる場合は日本サーバーなど)への接続であれば、十分な速度が出るユーザーも多い印象です。
無料プランなのにデータ量が無制限
他のVPNの無料プランは「1GB/日まで」「500MB制限」といった上限付きのものがほとんどです。
ProtonVPNの無料プランはデータ量の制限がなく、セキュリティ水準も有料プランと変わらない点が高く評価されています。
「無料プランを長く使い続けていたが、品質に満足したので有料プランへ移行した」という口コミは、無料版への高い信頼を示しています。
ただし、速度は有料プランの約半分程度になるため、動画視聴などの用途では不満を感じる場合もあります。
カスタマーサポートの対応が丁寧
「営業時間内なら返信が早く、自分の操作ミスによる問い合わせにも親切に対応してくれた」「別のVPNのサポートが最悪だったが、ProtonVPNは全然違った」という声があります。
チャットサポートはなくメール対応のみですが、返信の質は比較的高いという評価が多くの口コミで見られます。
ただし、すべてのやりとりが英語になる点は覚悟が必要です。
ProtonVPNの料金プラン

各プランの月額料金
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プラン |
1ヶ月 |
1年 |
2年 |
|---|---|---|---|
|
約1,784円/月 |
約930円/月 |
約775円/月 |
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約2,016円/月 |
約1,551円/月 |
約1,240円/月 |
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完全無料(データ無制限) |
|||
※料金はユーロ建てのため、為替レートにより変動します。契約前に公式サイトで最新の価格をご確認ください。
Unlimitedプランには、VPN機能に加えてProtonMail・ProtonDrive・ProtonCalendarなどProton社の全サービスがまとめてついてくるため、Protonのエコシステムをフル活用したい人には割安感があります。
他社VPNとの料金比較
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サービス名 |
1ヶ月プラン |
1年プラン |
2年プラン |
|---|---|---|---|
|
約1,784円 |
約930円 |
約775円 |
|
|
約2,060円 |
約790円 |
約470円 |
|
|
約2,480円 |
約780円 |
約480円 |
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約2,548円 |
約528円 |
約388円 |
※2026年9月時点の参考価格。各サービスの最新料金は公式サイトをご確認ください。
2年プランで比較するとProtonVPNのPlusプランは月775円ほどで、NordVPN(約470円)やSurfsharkVPN(388円)より明らかに割高です。
VPN機能だけを目的に有料契約するなら、コスパの面でNordVPNやSurfsharkVPNに軍配が上がります。
支払方法
- クレジットカード
- PayPal
- ビットコイン(マイページログイン後のみ)
- 現金(マイページログイン後のみ)
匿名性を重視してビットコインや現金で支払いたい場合は、先に無料プランでアカウントを作成し、マイページからアップグレードする手順を踏む必要があります。
ProtonVPNの登録方法

登録パターンは2通りあります。
ProtonVPNの登録方法
- 無料プランで始める場合
- 有料プランで始める場合(マイページから申し込む)
ビットコインや現金で支払いたい場合は、先に無料プランでアカウントを作成してからマイページで有料プランへアップグレードする手順が必要です。
マイページからの申し込みであれば、ProtonMailの追加など、プランのカスタマイズも可能です。
無料プランで始める場合

- 公式サイトのトップページから「GET PROTON VPN(ProtonVPNを入手)」をクリックする
- 料金プラン選択画面で無料プランの「GET FREE(無料で試す)」をクリックする
- ユーザー名・パスワード・メールアドレスを入力して「Create account(アカウント作成)」をクリックする
- 「Are you human?」の本人確認画面が表示されるので、「Email address・SMS・Captcha」から認証方法を選ぶ
- Captchaを選んだ場合は「I am human」をクリックするだけで登録完了。メールアドレス・SMSを選んだ場合は電話番号またはメールアドレスを入力して「Send(送信)」をクリックし、届いた認証コードを画面に入力して「Verify(確認)」をクリックする
- 登録完了後すぐにダウンロード画面に切り替わるため、各デバイスにアプリをインストールする
「Are you human?」の画面は、ロボットによる不正なプログラムの埋め込みやスパム送信を防ぐための確認ステップです。
Captchaを選んだ場合は「I am human」のクリック直後に登録が完了してしまい、最終確認画面は表示されません。
入力内容に間違いがないよう、事前にしっかり確認しておきましょう。
メールアドレスやSMSで認証する場合は、認証コードが届くまで画面を閉じずにそのまま待機してください。
有料プランで始める場合(マイページから申し込む)

- マイページにログイン後、左メニューの「Dashboard(ダッシュボード)」をクリックする
- プラン(Basic・Plus・Visionaryから選択)・支払い期間(1ヶ月・1年・2年から選択)・通貨(ユーロ・ドル・スイスフランから選択)を選ぶ
- ProtonMailの追加有無などカスタマイズ内容を確認して「Continue(続ける)」をクリックする(追加しない場合はProtonMail planを「Free」のまま進める)
- 支払い方法(クレジットカード・PayPal・ビットコイン・現金)を選択して必要事項を入力する
- 「Pay(支払い)」をクリックして申し込み完了
決済情報の登録

- Name on card(カード名義人)
- Card number(カード番号)
- Expiry date / CVV code(有効期限・セキュリティコード)
- Country / Postal code(国・郵便番号)
クレジットカードで支払う場合は上記の4項目を入力し、決済を完了すればOKです。
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使ってみてわかったProtonVPNのメリットとデメリット

ProtonVPNのデメリット
実際に使ってみて気になる点を、率直にまとめます。
有料プランは割高
前述の通り、同等の機能を持つ他社と比べて有料プランの料金は高めです。
Protonのメール・ドライブなどのサービスとセットで使う「Unlimited」プランに価値を感じる人でなければ、VPN単体として契約するメリットは薄いでしょう。
公式サイト・サポートが日本語非対応
アプリ自体は日本語に対応していますが、公式サイト・利用規約・サポートへの問い合わせはすべて英語です。
英語でのメールやりとりに不安がある人は、国産のMillenVPNや日本語サポートが充実しているNordVPNを選んだほうがストレスは少ないでしょう。
無料プランは接続できる国が3カ国のみ
無料プランで使えるサーバーは、日本・アメリカ・オランダの3カ国に限られています。
韓国・台湾・ヨーロッパ各国など、この3カ国以外に接続したい場合は有料プランへのアップグレードが必須です。
中国では使用不可
2019年末に中国政府によりブロックされており、現在も中国国内ではProtonVPNに接続できません。
中国滞在中にVPNを使いたい場合は、中国対応を明記している別のVPNサービスを選んでください。
ProtonVPNのメリット

デメリットだけでなく、ProtonVPNならではの強みも整理しておきます。
永久無料プランがあり、データ量の制限がない
「無料体験期間終了後に自動課金」というパターンではなく、本当の意味での永久無料プランです。
しかもデータ通信量に上限がありません。「まずは無料で試したい」という人に向いています。
有料プランなら10台まで同時接続できる
スマートフォン・PC・タブレットをまとめて接続できるほか、家族や同居人とシェアするといった使い方も可能です。
無料プランは1台限定のため注意が必要です。
ストリーミング専用サーバーでジオブロックを解除できる
Netflix・Disney+・Amazon Prime Videoなどの地域制限コンテンツにアクセスするための専用サーバーが用意されています。
有料プランのみの機能ですが、動画配信サービスを海外から楽しみたい人には実用的な強みです。
ノーログポリシーによるプライバシー保護
閲覧したWebサイト・IPアドレス・接続時間など、個人を特定しうるログ情報を一切保存しないことを明言しています。
さらに、スイスという地政学的に中立な国に本社を置くことで、各国政府からの情報開示要求を受けるリスクも低減されています。
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ProtonVPNが向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ
- まずは無料でVPNを試してみたい人
- 日本・アメリカ・オランダへの接続で事足りる人
- 価格よりもセキュリティの高さを優先したい人
- 英語でのサポートや契約手続きに問題のない人
- ProtonMail・ProtonDriveなどのProtonサービスを併用したい人
こんな人には他のVPNを検討してほしい
- 日本語でサポートを受けたい人 → MillenVPN(国産・日本語完全対応)
- とにかくコスパよく使いたい人 → NordVPN(月470円〜・高性能)
- 通信速度と安定性を最優先にしたい人 → ExpressVPN(業界最速クラス)
- 中国からVPNを使う必要がある人 → 中国対応VPNを要確認
ProtonVPNに関するよくある質問
ProtonVPNの使用は違法ですか?
日本国内でのVPN利用は合法です。
ProtonVPNを使うこと自体は問題ありません。
ただし、VPNを使って著作権を侵害する行為や不正アクセスを行うことは当然ながら違法です。
ProtonVPNは本当に安全ですか?
安全性の高さはProtonVPNの最大の特徴です。
AES-256暗号化・ノーログポリシー・Secure Coreサーバー・スイスの厳格なプライバシー法という4つの柱が揃っており、プライバシー保護の観点では業界トップクラスといえます。
無料プランはどのデバイスで使えますか?
Android・iPhone・iPad・Windows・Mac・Linux・Chromebook・ChromeブラウザなどほとんどのデバイスとOSに対応しています。
ただし無料プランは同時接続が1台のみです。
PureVPNは中国で使える?
使えません。
中国のインターネット規制は継続的に強化されているため、現時点では安定して使えるとは言えないです。
中国での利用を主目的とする場合は、中国対応を明示しているVPNを複数比較した上で選ぶことをおすすめします。
まとめ:ProtonVPNは「無料で安全に使いたい人」に最適

ProtonVPNは「プライバシーへのこだわりが世界水準」というのが最大の特徴です。
セキュリティや匿名性を最重視するユーザーにとっては、有料でも選ぶ価値があります。
ProtonVPNの評判まとめ
- 無料プランでもデータ量に上限がなく、コスパが高い
- 無料版は接続できる国が日本・アメリカ・オランダの3カ国のみ
- 有料プランは同等スペックの他社と比べて割高(月額775円〜)
- 公式サイト・サポートはすべて英語対応で日本語非対応
- 日本国内での知名度は低いが、海外では定評あり
一方、コスパ・速度・日本語対応を重視するなら、他のVPNの方がストレスなく使えます。
特に有料プランを検討しているなら、まず下記の3サービスと比較することをおすすめします。
「とにかく無料でVPNを試してみたい」「日本・アメリカ・オランダへの接続で十分」という方なら、まずはProtonVPNの無料プランから始めてみるのがよいでしょう。
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