韓国のチケッティングは、開始から数十秒で勝負が決まる世界です。日本から挑む場合、その数十秒の前に「そもそも土俵に立てるかどうか」というハードルがもう一つ加わります。そこを越えるための現実的な手段が、韓国のIPアドレスで接続できるVPNです。 この記事では、日本にいながら韓国のチケット販売サイトで戦うための接続環境の作り方と、当日の立ち回りまでをまとめました。ExpressVPNのように接続が速く安定しているサービスを選べば、YES24をはじめとする各サイトでの購入成功率を底上げできます。 この記事の数字について 調べているVPN 7社 サーバーのある場所 157の国と地域を、毎日数え直しています 通信速度 14都市で、実機を使って自分たちで計測しています 各社の発表をそのまま書き写したものではありません。サーバーの台数と拠点の数は、各社が公開している一覧をそのまま数えたものです。実測が済んでいない項目には推定値を入れず「計測中」と書いています。取り方はデータの取り方と検証方法にまとめています。 他の言語で読む English / 中文 / Bahasa Indonesia / 한국어 / ไทย / Tiếng Việt 日本からの購入がうまくいかない仕組み Stray Kids(スキズ)、SEVENTEEN(セブチ)、TREASURE、EXOなどの本国ペンミやソウルコン。現地サイトで直接取りたいのに、なぜか画面が進まない、そもそもページが開かない。この現象には明確な理由があります。 アクセス元は「IPアドレス」で判定されている インターネットに接続すると、回線ごとにIPアドレスという識別番号が割り当てられます。これは郵便の住所に相当するもので、どの国から接続しているかが相手側に伝わる仕組みです。 日本の回線を使えば日本のIPアドレスが、韓国の回線を使えば韓国のIPアドレスが割り当てられます。 販売サイト側はこの番号を見て「日本からの接続だ」と判別できるため、公演によっては国外からのアクセスをまとめて弾く、あるいは処理の優先度を下げるといった制御をかけられます。人気公演でアクセスが殺到する状況では、この差がそのまま結果に直結します。 VPNを挟むとIPアドレスが韓国のものになる VPNは、自分の端末と海外のサーバーとの間に暗号化されたトンネルを作る技術です。韓国のサーバーを経由して通信すれば、販売サイトから見える接続元は韓国になります。 つまり、自宅のリビングにいながら、ソウルのカフェから接続しているのと同じ扱いを受けられるわけです。国内在住者と同じ土俵に乗れることが、VPNを使う最大の意味だといえます。 SHINeeアンコンのチケッティングめちゃスムーズだった…!やっぱりVPN繋げないと上手くいかないようである — はまでぃ (@marie_0526) April 23, 2024 チケッティング用のVPNに求められる条件 VPNなら何でもいいわけではありません。動画視聴に使うVPNと、秒単位を争うチケッティングに使うVPNでは、優先すべき性能がまったく違います。 VPN選定で見るべき4つの軸 アプリの起動から接続完了までにかかる時間 混雑時にも速度が落ちにくい安定性 決済情報を守る暗号化とノーログ運用 韓国サーバーの選択肢と、代替国の充実度 「速い」より「切れない」を重視する 回線速度の数値ばかりが注目されがちですが、チケッティングで効いてくるのは安定性のほうです。座席を選んでいる最中に一瞬でも接続が途切れれば、待機列の最後尾に戻されるか、セッションごと切断されます。 平均速度が多少低くても、混雑時間帯にブレの少ないサービスのほうが、この用途では有利に働きます。 接続完了までの秒数も無視できない 見落とされやすいのが、アプリを立ち上げてから実際に通信が切り替わるまでの所要時間です。販売開始の直前にVPNが落ちて繋ぎ直すことになった場合、ここで30秒かかるか10秒で済むかは致命的な差になります。 決済情報を預けるに足るセキュリティか チケッティングでは、クレジットカード番号やパスポート情報に近い個人情報を入力します。暗号化が甘いサービスや、通信ログを保存している事業者を経由させるのは、そのままリスクを引き受ける行為です。 大手VPNはAES-256をはじめとする強度の高い暗号化と、通信記録を残さないノーログポリシーを採用しています。この2点が明示されているかどうかは、必ず確認しておきましょう。 利用実績はブロック耐性の裏返し 長く運営されているVPNは、それだけIPアドレスの管理や入れ替えのノウハウを蓄積しています。逆に無名のサービスは、保有IPが少なく、一度ブラックリスト入りすると復旧しないケースもあります。実績の多さは、単なる人気ではなく回避能力の指標として見るべき項目です。 接続から購入までの流れ ここからは実際の手順です。 例として、起動の速いExpressVPNを使ったケースで説明します。 購入までの3ステップ ExpressVPNなどのVPNアプリをダウンロードする 韓国のVPNサーバーに接続する 販売サイトにアクセスしてチケットを購入する STEP1:VPNアプリをダウンロードする ExpressVPNの公式ページを開き、料金プラン・支払い方法・決済情報を入力して、画面の案内に沿ってアプリをダウンロードします。ここまでの登録作業は10分ほどで終わります。 申込みプロセスや使い方の詳細は、「ExpressVPNの申込方法・使い方の詳細手順」をご覧ください。 STEP2:韓国のVPNサーバーに接続する アプリを開いてログインします。検索窓に「韓国」と入力し、表示された「韓国」を選んで「接続」をクリックすれば完了です。 接続が確立したら、IPアドレス確認サイトなどで韓国のIPになっているかを一度チェックしておくと確実です。 STEP3:販売サイトにアクセスしてチケットを購入する あとは販売サイトを開いて、ソウルコンや本国ペンミのチケットを購入するだけです。 なお、韓国サーバー経由でうまく繋がらない場合は、アメリカや台湾など韓国以外のサーバーを試してみてください。 特にYES24では韓国国内からのアクセスに対しても制限がかかることがあるため、あえて日本以外の第三国から接続することで通る場合があります。 主なチケット販売サイト YES24 Ticket:韓国語版|グローバル版 Interpark Ticket:韓国語版|グローバル版 Melon Ticket:韓国語|日本語|中国語 Ticket Link:韓国語|日本語|中国語 同じ公演でも「韓国語版」と「グローバル版」で販売枠や開始時刻が分かれていることがあります。 狙う公演がどちらの枠で売られるのか、告知の段階で必ず確認しておきましょう。 ちな、express VPNで韓国選んでチケッティングに成功。自宅のWi-Fiでは全然繋がらなかったのに、変えた瞬間繋がった! — twice ももりん大好き (@jinnonuna1992) September 20, 2023 ExpressVPNっていうのを使いました! — 🌱 (@taba1616) March 4, 2024 注意点 チケッティング中はVPNを接続したままにしてください。 ...