海外に住んでいる、あるいは出張や旅行で日本を離れているときに、ZOZOTOWNをいつもどおり開こうとして手が止まった——そういう方に向けて、何が起きているのかと、どう戻すのかを整理します。
結論から書くと、VPNで日本のサーバーに接続してからアクセスするのが方法です。ただしVPNで戻せるのは「接続元の国」だけで、配送先や決済まで日本と同じになるわけではありません。ZOZOTOWNの公式ヘルプを読むと、そこがはっきり分かります。混同すると注文の途中で困るので、順番に分けて書きます。
この記事の数字について
- 調べているVPN 7社
- サーバーのある場所 157の国と地域を、毎日数え直しています
- 通信速度 14都市で、実機を使って自分たちで計測しています
各社の発表をそのまま書き写したものではありません。サーバーの台数と拠点の数は、各社が公開している一覧をそのまま数えたものです。実測が済んでいない項目には推定値を入れず「計測中」と書いています。取り方はデータの取り方と検証方法にまとめています。
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ZOZOTOWNは「日本国内に届ける」前提で作られている
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まず押さえておきたいのは、ZOZOTOWNが海外発送のサービスを持っていないことです。これは推測ではなく、ZOZOTOWNの公式ヘルプに書かれていることから分かります。
配送は国内の宅配業者だけ
公式ヘルプ「商品の配送方法」には、配送がヤマト運輸の宅急便・宅急便コンパクト・ネコポス・EAZYでおこなわれると書かれています。いずれも日本国内の配送網です。配送方法は利用者が指定できません。
支払い手段も日本国内向けにそろっている
公式ヘルプ「特定商取引法に基づく表示」に挙げられている支払い方法は次のとおりです。
- 代金引換……商品を受け取るときに配達業者へ支払う
- クレジットカード
- コンビニ決済……ローソン・ファミリーマート・ミニストップ・デイリーヤマザキ・セブンイレブン
- GMO後払い……請求書の発行日から14日以内
- ツケ払い……注文日から2か月以内
- PayPay
代金引換もコンビニ決済も、日本国内にいる人が受け取って支払うことを前提にした手段です。問い合わせ窓口もフリーダイヤル(0120-597-054/平日10:00-16:00)で、日本国内からかける想定になっています。
「海外ショップ直送商品」は逆向きのサービス
ヘルプに「海外ショップ直送商品(輸入品)」という項目があります。名前から「海外へ送ってくれる」と読めますが、中身は逆です。公式の説明では「海外ショップの拠点から輸入し直接お客様へお届けする商品」とされており、海外から日本へ届く向きのサービスです。
このほか、店頭・ロッカー受け取り、あんしん置き配、即日配送といった機能も、すべて日本国内で受け取ることが前提です。
★ つまりZOZOTOWNに海外発送の仕組みは用意されていません。海外の住所へ届けたい場合は、日本国内でいったん受け取って転送する手段を自分で用意することになります。ここはVPNでは解決できない部分です。
海外から開いたときに起きること
日本国内で使えていたものが海外で使えなくなる原因は、たいてい接続元のIPアドレスです。アカウントが日本のものでも、日本で作ったスマートフォンでも関係ありません。いま通信が出ていった場所が日本かどうか、それだけで振り分けられます。
「開けない」と「日本と条件が違う」は別の話
海外からの不具合は、性質の違う2つが混ざって語られがちです。
- 接続そのものが弾かれる……ページやアプリが開かない、読み込みが終わらない。これは接続元の国で判定されているので、VPNで戻せます
- 開けるが、日本と条件が違う……配送先に指定できる国が限られる、決済手段が選べない、購入代行を挟むぶん送料が上がる。これは配送と決済の事情なので、VPNでは戻せません
VPNが効くのは前者だけです。後者まで解決すると書いてあるページは疑ってください。
判定しているのは接続元のIPアドレス
インターネットに接続すると、回線ごとにIPアドレスが割り当てられます。IPアドレスは国ごとに配分されているため、サイト側は「いまアクセスしてきたのは日本か、それ以外か」を機械的に判定できます。
海外のホテルやカフェのWi-Fi、現地のモバイル回線を使っている限り、割り当てられるのはその国のIPアドレスです。日本のアカウントでログインしていても、判定は接続元で行われます。
いま自分がどの国から接続していると見えているか、先に確かめる
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「開けないのは本当に接続元のせいなのか」は、先に確かめられます。検索欄に「my ip」と入れて検索すると、検索結果の上部にいま使っているIPアドレスが表示されます。IPアドレスから国を調べるサイトを開けば、サイト側から見えている国が分かります。
ここで滞在国が表示されるなら、接続元で判定されている可能性が高い状態です。VPNをつないだあとで同じ手順をもう一度行い、表示が「日本」に変わることを確認してから本題に進んでください。この確認を先にやっておくと、うまくいかないときに「VPNが効いていない」のか「別の原因なのか」を切り分けられます。
★ VPNをつないだのに国の表示が変わらない場合は、接続が確立していないか、端末の一部の通信だけがVPNの外を通っています。アプリをいったん切って繋ぎ直してください。
VPNで日本のサーバーにつなぐと何が変わるか

VPNは、通信をいったん別の国のサーバーに通してから目的のサイトへ送り出すしくみです。日本のサーバーを選べば、サイト側から見える接続元は日本のIPアドレスになります。
変わるもの
接続元の国だけです。ページやアプリが開けるようになり、日本国内向けに出し分けられている表示が戻ります。
変わらないもの
配送先の住所、決済に使えるカード、購入代行の有無は変わりません。これらは注文の中身として扱われるので、接続元を変えても影響しません。海外に届けたい場合は、VPNとは別に配送の手段を用意する必要があります。
【当サイトの実測】VPNを通すと速度はどれだけ残るか
VPNは通信を遠回りさせるぶん、速度が必ず落ちます。落ちたあとにどれだけ残るかを、当サイトが実機で計測しました。
|
VPNサービス |
計測した都市 |
計測回数 |
VPNを通しても残る速度 |
|---|---|---|---|
|
CyberGhost |
フランクフルト |
5回 |
95% |
|
ExpressVPN |
ロンドン |
5回 |
81% |
|
Windscribe |
ロンドン |
5回 |
78% |
|
Private Internet Access |
東京 |
5回 |
45% |
|
Mullvad |
東京 |
5回 |
29% |
※当サイトが2026年9月29日に実機で計測しました。1回ごとに「VPNを切った状態」と「つないだ状態」を対にして測り、その比の中央値を出しています。計測した都市が社ごとに違うので、この表で社の速さを比べることはできません。同じ社の「通す前と後」の比だけを見てください。
買い物をするだけなら、動画の再生ほど帯域は要りません。上の範囲であれば、どの社でも商品ページの表示や決済で困ることはまず起きません。
日本にサーバーを持っているのは主要7社すべて
海外から日本のサイトを開くには、当然ながら日本に接続先がある社を選ぶ必要があります。当サイトが毎日データを取っている7社は、いずれも日本に拠点を持っています。
|
VPNサービス |
日本の都市 |
日本の台数 |
同時接続 |
返金 |
|---|---|---|---|---|
|
ExpressVPN |
大阪・渋谷・東京・横浜 |
非公開 |
10〜14台(プランによる) |
30日 |
|
NordVPN |
大阪・東京 |
212台 |
10台 |
30日 |
|
Surfshark |
東京 |
非公開 |
無制限 |
30日 |
|
CyberGhost |
東京 |
108台 |
非公開 |
非公開 |
|
Private Internet Access |
東京 |
非公開 |
無制限 |
30日 |
|
Mullvad |
大阪・東京 |
9台 |
5台 |
14日 |
|
Windscribe |
非公開 |
非公開 |
無制限 |
7日 |
※各社の公式サーバー一覧を当サイトが2026年9月27日に取得した値です。「非公開」はその社がその項目を公表していないことを示します。
接続先の数でいえばExpressVPNが日本国内4都市と最も広く、混雑したときに別の都市へ逃がせます。台数を公表しているなかではNordVPNの212台が最大です。
7社の料金を同じ形で並べる
どの社も「いちばん長い契約」と「1か月契約」で月額が大きく変わります。同じ期間でそろえないと比較になりません。
|
VPNサービス |
いちばん安い月額 |
1か月契約の月額 |
差 |
|---|---|---|---|
|
Private Internet Access |
209円 |
1,304円 |
約6.2倍 |
|
CyberGhost |
320円 |
1,790円 |
約5.6倍 |
|
Surfshark |
388円 |
2,548円 |
約6.6倍 |
|
ExpressVPN |
480円 |
2,480円 |
約5.2倍 |
|
Mullvad |
896円 |
896円 |
同じ |
|
Windscribe |
905円 |
1,417円 |
約1.6倍 |
※各社の公式料金ページから当サイトが自動で取得した値です(2026年9月27日取得)。NordVPNは自動取得の対象外のため載せていません。為替と時期で変動します。
ここで効いてくるのが返金保証です。いちばん安い長期プランで契約し、期間内に解約すれば費用は戻ります。短期の滞在だからといって1か月契約を選ぶと、上の表のとおり5〜6倍を払うことになります。
★ Mullvadだけは契約期間で月額が変わりません。期間を迷わなくてよい代わりに、短期でも長期でも同じ額です。
返金保証の日数は社によって違う
返金保証は「合わなかったときに戻せる期間」です。日数が違うので、試す前に確かめておいてください。
- 30日……ExpressVPN・NordVPN・Surfshark・Private Internet Access
- 14日……Mullvad
- 7日……Windscribe
- 非公開……CyberGhost(公式ページに日数の記載を確認できませんでした)
海外から日本のサイトを開く3ステップ
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準備は10分ほどで終わります。
STEP1:日本にサーバーがあるVPNを契約する

公式サイトでプランを選び、アカウントを作ります。使っている端末(パソコン・スマートフォン・タブレット)にアプリをインストールしてログインしてください。
契約期間が長いほど月あたりの金額は下がります。返金保証の期間内に解約すれば長期プランでも費用は戻るので、月額の安い長期プランで始めて問題ありません。
選ぶときに見るのは、上の表で挙げた日本の接続先の数・同時接続の台数・返金保証の日数の3つで足ります。滞在が短いなら返金保証の日数を、家族の端末もまとめて使うなら同時接続の台数を優先してください。
★ 支払いを済ませた日から返金保証の日数を数えます。「使い始めた日から」ではありません。契約した日をメモしておいてください。
STEP2:日本のサーバーに接続する

アプリのサーバー一覧または検索欄から「日本」を選んで接続します。東京と大阪の両方がある社なら、まず東京を選んでください。
接続できたら、買い物をする前に一度ブラウザやアプリを開き直して、表示が戻ることを確かめてください。注文の途中で気づくのがいちばん面倒です。
STEP3:接続したままアクセスする
VPNを繋いだままアクセスします。途中でVPNを切ると接続元が滞在国に戻るので、注文が終わるまでは接続を維持してください。
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海外から日本のサイトを使うのに向いているVPN3選
ExpressVPN:接続速度と安定性で業界最高水準
日本に大阪・渋谷・東京・横浜の4都市の接続先を持っていて、当サイトが毎日データを取っている7社のなかで最多です。混んだときに別の都市へ逃がせる余地があります。サーバーは全体で3,000台以上、同時接続は10〜14台(プランによる)。当サイトのロンドンでの実測では、VPNを通しても81%の速度が残りました。

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|
内容 |
|---|---|
|
本社所在地 |
英領バージン諸島 |
|
月額料金(2年プラン) |
$4.49〜/月 |
|
返金保証 |
30日間 |
|
サーバー台数 |
3,000台以上 |
|
対応国数 |
113カ国 |
|
同時接続台数 |
10〜14台(プランによる) |
|
日本語対応 |
アプリ・サポートともに対応 |
全世界で400万人以上が利用するExpressVPNは、VPN LIFEの速度検証で常にトップクラスの数値を記録しています。
一般的なVPNアプリは起動から接続完了まで30〜60秒かかりますが、ExpressVPNはその工程をわずか10秒ほどで完了。
毎日使うツールとしてのストレスのなさは、長期利用者からも高い評価を得ています。
地域制限への対応力も高く、4K動画の視聴でも品質低下を感じにくい通信速度を維持。
中国からの接続実績においても安定していると評価されており、渡航先を問わず使えます。
ExpressVPNのメリット・デメリット
-
通信速度・安定性ともに業界トップクラス
-
アプリの起動から接続まで最速10秒程度
-
113カ国のサーバーに対応し、用途の幅が広い
-
ノーログポリシーを採用し、通信履歴を保持しない
-
ビットコインによる匿名支払いに対応
-
日本語でのサポートにも対応
-
他社と比べると月額料金はやや高め
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NordVPN:コストと機能のバランスに優れた定番サービス
日本国内の台数を具体的に公表しているのはNordVPNだけで、大阪・東京で212台です。当サイトが実際につないで確かめた再生の実測でも10件中9件で視聴できており、7社のなかで実測の裏づけがある社です。同時接続は10台で、問い合わせ窓口に日本語があります。

|
|
内容 |
|---|---|
|
本社所在地 |
パナマ |
|
月額料金(2年プラン) |
$3.99〜/月 |
|
返金保証 |
30日間 |
|
サーバー台数 |
8,000台以上 |
|
対応国数 |
140カ国以上 |
|
同時接続台数 |
10台 |
|
日本語対応 |
アプリ・サポートともに対応 |
NordVPNは新規利用者数が世界最多規模を誇るVPNです。
8,000台以上という圧倒的なサーバー数を持ち、混雑時でも安定した速度を確保しやすい点が特徴です。
長期プランを選択すれば月額料金を大幅に抑えられるため、コストパフォーマンスを重視する方に向いています。
一方、中国国内からの接続では不安定になるケースが報告されているため、中国滞在が多い方はExpressVPNを優先的に検討してください。
NordVPNのメリット・デメリット
-
世界最大規模の利用実績があり信頼性が高い
-
サーバー数が多く、接続先の選択肢が豊富
-
長期プランでは業界内でも安価な部類に入る
-
ノーログポリシーを採用
-
暗号通貨支払いに対応
-
1ヶ月プランは割高になる
-
中国からの接続では不安定になる場合がある
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Surfshark:接続台数無制限で家族・複数デバイスに最適
同時接続が無制限なので、自分のスマートフォンとパソコン、家族の端末まで1契約でまとめて使えます。日本の接続先は東京で、問い合わせ窓口に日本語があります。

|
|
内容 |
|---|---|
|
本社所在地 |
オランダ |
|
月額料金(2年プラン) |
$2.39〜/月 |
|
返金保証 |
30日間 |
|
サーバー台数 |
4,500台以上 |
|
対応国数 |
100カ国 |
|
同時接続台数 |
無制限 |
|
日本語対応 |
アプリ・サポートに対応 |
主要VPNサービスの中でも月額料金が低いのが魅力のSurfshark。
新興のサービスですが、通信速度は大手と比較しても遜色なく、世界的な評価も年々向上しています。
同時接続台数に制限がないため、スマートフォン・タブレット・PCといった複数デバイスを1アカウントで使い回したい方や、家族と共有したい方に特に最適。
ただし、地域ブロックへの対応はExpressVPNやNordVPNに比べてやや弱い面があり、特定のサービスで接続が安定しないケースも見受けられます。
Surfsharkのメリット・デメリット
-
3サービス中、最も月額料金が安い
-
同時接続台数が無制限で家族利用に最適
-
大手に引けを取らない通信速度
-
ノーログポリシーを採用
-
暗号通貨支払いに対応
-
地域ブロックへの対応力が他社より弱い場合がある
-
運用実績が競合よりも短い
\ 30日間全額返金保証!/
3社とも30日間の返金保証がついています。用途が一度きりなら、期間内に解約すれば費用はかかりません。
同じ接続で、ほかの日本のサービスも使える
VPNは1つ入れておけば、同じ日本のサーバーに接続したまま、ほかの日本国内向けサービスにも使えます。買い物のためだけに契約するより、使い道を知っておいたほうが判断しやすくなります。
- 動画配信……TVer、ABEMA、U-NEXT、Amazonプライム・ビデオ、Hulu(日本)、DMM TV、Lemino など、日本国内限定で配信されているもの
- 放送・ラジオ……NHKプラス、radiko
- スポーツ中継……日本国内向けに権利が切られている試合の配信
- 決済・金融……日本国内からの接続を前提にしているサービス
- 海外のフリーWi-Fi対策……通信が暗号化されるので、ホテルやカフェの回線でも中身を覗かれにくくなります
★ ただしサービスごとに扱いは違います。当サイトが公式の記載を機械で取得して数えたところ、Amazonプライム・ビデオを名指しで案内しているのは主要7社のうち4社でした。名指ししていない社が使えないという意味ではありませんが、返金保証のある社で事前に試しておくのがいちばん確実です。
国によってVPNの扱いが違う点だけは先に確認を
VPNは多くの国で合法に使えますが、国によっては規制や届け出の対象になっています。滞在先の扱いは事前に確かめてください。当サイトでは国ごとの扱いを3つの型に分けて整理しています。
- 制限なし……日本を含む大半の国。個人が使うぶんには制限がありません
- 合法だが遮断されることがある……技術的に接続しにくい国。使えるかどうかは実際に試すまで分かりません
- 許可制・規制あり……政府の認可を受けた事業者以外の利用が制限される国
滞在先がどれに当たるかは、出発前に確かめておいてください。
うまくいかないときの対処
接続はできているのに表示が戻らない場合は、上から順に試してください。
別の日本サーバーに切り替える
同じ日本国内でもサーバーごとに状態が違います。東京で駄目なら大阪、大阪で駄目なら別の東京サーバーへ。ExpressVPNのように国内4都市を持つ社なら、逃げ先がそれだけ多くなります。
キャッシュとCookieを消してから開き直す
VPNに繋ぐ前のアクセス記録が残っていると、古い判定がそのまま使われることがあります。ブラウザのキャッシュとCookieを消し、いったんログアウトしてから入り直してください。アプリの場合はアプリを完全に終了させてから開き直します。
接続方式(プロトコル)を変える
アプリの設定で接続方式を切り替えられる社がほとんどです。自動設定でうまくいかないときは、WireGuard系とOpenVPN系を手動で切り替えて試してみてください。
端末の位置情報と言語の設定を見る
接続元のIPアドレス以外に、端末の位置情報や言語・地域の設定を見ているサービスもあります。VPNをつないでも表示が戻らないときは、アプリの位置情報の利用を切る、端末の地域設定を確認する、といった順で試してください。
ブラウザの場合は、位置情報の許可をサイトごとに取り消せます。設定から該当サイトの権限を「許可しない」に変えてから開き直すと、判定が変わることがあります。
別のアプリ・別のブラウザで開く
アプリに古い判定が残っている場合、アプリを消して入れ直すのがいちばん確実です。作業の前に、ログイン情報を控えておいてください。
ブラウザなら、ふだん使っていないブラウザや、プライベートウィンドウで開くと、保存された情報を持ち込まずに試せます。これで開けるなら、原因は接続元ではなく端末に残っていた情報です。
よくある質問
無料VPNでも代わりになりますか?
おすすめしません。無料VPNは日本のサーバーを持っていないか、持っていても数が少なく混雑します。月ごとの通信量に上限があるものも多く、買い物の途中で止まる可能性があります。返金保証のある有料サービスを期間内に解約するほうが、結果として費用も手間も少なく済みます。
VPNを使えば海外へ配送してもらえますか?
いいえ。VPNで変わるのは接続元の国だけです。配送先の指定や決済手段は注文の中身として扱われるので、接続元を変えても影響しません。海外への配送は、VPNとは別の手段が必要です。
日本にいる家族に代わりに買ってもらうのと、どちらが簡単ですか?
一度きりなら家族に頼むほうが早い場合もあります。ただし、ほかの日本のサービスも海外から使いたい、滞在が長い、といった事情があるならVPNのほうが汎用的です。VPNは1つ入れておけば、同じ接続で複数のサービスに使えます。
スマートフォンのアプリでも使えますか?
使えます。各社ともiOSとAndroid向けのアプリを用意しており、アプリで日本のサーバーに接続すれば、その端末の通信全体が日本経由になります。ブラウザだけでなくアプリの通信も対象です。
VPNに繋いだままにしておいて問題はありませんか?
問題ありません。VPNには通信を暗号化する役割もあるので、海外のフリーWi-Fiを使う機会が多い方は、そのまま継続しておくほうが安全面でも役立ちます。
どのくらいの期間で契約するのが得ですか?
月額だけを見れば、いちばん長い契約がいちばん安くなります。上の表のとおり、1か月契約は長期契約の5〜6倍です。返金保証の期間内に解約すれば長期プランでも費用は戻るので、滞在が短くても長期プランで始めるほうが安く済みます。継続して使う見込みがあるなら、そのまま残しておけば月あたりの負担はいちばん軽くなります。
接続する日本のサーバーは、東京と大阪のどちらがいいですか?
まず東京を選んでください。日本の拠点は東京に集中していて、選べるサーバーの数がいちばん多いためです。東京で表示が戻らない、あるいは遅いと感じたときに大阪へ切り替えると、混雑を避けられることがあります。
ExpressVPNは大阪・渋谷・東京・横浜の4都市を持っているため、逃げ先がそれだけ多くなります。台数を公表しているなかではNordVPNの212台が最大で、こちらも混雑時の余裕があります。
VPNを使うこと自体は問題ありませんか?
日本を含む大半の国で、個人がVPNを使うこと自体に制限はありません。通信を暗号化する道具として、企業でも広く使われています。
ただし国によっては規制の対象になっている場合があります。上に挙げた3つの型のうち、滞在先がどれに当たるかは出発前に確かめてください。また、利用するサービスそれぞれの利用規約に従ってご利用ください。
速度が落ちて買い物しにくくなりませんか?
当サイトの実測では、VPNを通しても残る速度は計測した範囲で29〜95%でした。買い物に必要な帯域は動画の再生よりずっと小さいので、この範囲であれば商品ページの表示や決済で困ることはまず起きません。
まとめ
海外から日本のショッピングサイトが開けない原因は、接続元のIPアドレスで国が判定されていることです。VPNで日本のサーバーに接続すれば、接続元が日本のIPアドレスになり、表示が戻ります。
ただしVPNで戻せるのは接続元の国だけで、配送先や決済手段までは変わりません。ここを分けて考えておくと、注文の途中で戸惑わずに済みます。
日本のサーバーは主要7社すべてが持っています。国内の接続先の多さで選ぶならExpressVPN(4都市)、台数と実測の裏づけで選ぶならNordVPN(212台)、家族の端末をまとめて使うならSurfshark(同時接続無制限)。いずれも30日間の返金保証があるため、期間内に解約すれば費用はかかりません。
手順をあらためて整理すると、次の3つです。
- 日本にサーバーがあるVPNを契約し、使う端末にアプリを入れる
- 日本のサーバーに接続し、「my ip」で国の表示が日本に変わることを確かめる
- 接続したまま目的のサイトを開く。終わるまでVPNは切らない
速度の心配も要りません。当サイトが実機で測った結果では、VPNを通しても残る速度は計測した範囲で29〜95%でした。買い物に必要な帯域は動画の再生よりずっと小さいので、この範囲であれば商品ページの表示や決済で困ることはまず起きません。
最後にもう一度だけ。VPNで戻せるのは接続元の国だけです。配送先や決済手段は注文の中身として扱われるため、接続元を変えても変わりません。海外へ届けたい場合は、VPNとは別に配送の手段を用意してください。この2つを分けて考えておけば、注文の途中で戸惑うことはなくなります。
※ZOZOTOWNの配送方法・支払い方法・海外ショップ直送商品の説明は、同社の公式ヘルプページを当サイトが2026年9月29日に確認したものです。内容は変更されることがあります。


