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VPNのスプリットトンネルとは|公式に載せているのは7社中3社

スプリットトンネルは、どの通信をVPNに通して、どの通信を通さないかを分ける設定です。 ネット銀行や社内システム、家のプリンタをVPNの外に出しておくために使います。 当サイトは7社の公式ページを毎日読み直していて、 この機能を機能一覧に載せているのは3社でした。

最終更新 2026年09月22日更新 毎日公表 3社対象 7社
結論
  • スプリットトンネルは、どの通信をVPNに通して、どの通信を通さないかを分ける設定です。全部を通すと不便になるもの(ネット銀行・社内システム・家のプリンタ)をVPNの外に出しておくための機能です。
  • 当サイトが公式データを取り直している7社のうち、公式の機能ページにこの機能を載せているのは3社です(NordVPN・Surfshark・Private Internet Access)。社名と、どのページに載っていたかまで出します。
  • 一覧に無い会社が「使えない」という意味ではありません。機能ページには書かず、よくある質問の側にだけ書いている会社があります。当サイトはこの読み違いを2度しているので、ここははっきり分けて書きます。

スプリットトンネルとは何か

どの通信をVPNに通して、どの通信を通さないかを分ける設定です。

VPNを繋ぐと、ふつうはその端末の通信が全部VPNの中を通ります。行き先がどこであっても、いったんVPNの出口を経由します。スプリットトンネルは、この「全部」をやめて、アプリごと・宛先ごとに、通す/通さないを決める設定です。

通す/通さないの3つの状態

設定通信の通り道困るところ
全部を通す(既定)どの通信もVPNの出口から出る国内向けのサービスが「海外からの接続」に見える
分けて通す選んだものだけVPN、残りはふだんの回線分け方を間違えると、隠したい通信が外に出る
全部を通さない(切る)ふだんの回線だけ地域の制限がそのまま残る

呼び方は会社によって違います。Surfshark は Bypasser という名前で載せています。

「分けて通す」は、速くするための機能ではありません。通り道を分けるだけで、通したぶんの通信は同じようにVPNを経由します。

分けたほうがよい4つの場面

分ける理由はいつも同じで、相手が「どこから繋いできたか」を見ているからです。

分ける理由はいつも同じで、相手が「どこから繋いできたか」を見ているからです。見られて困る側と、見られたい側が同じ端末に同居しているときに要ります。

  1. ネット銀行や決済。ふだんと違う国から繋ぐと、確認の手順が増えたり、止められたりすることがあります。ここはVPNの外に出しておきます。
  2. 会社や学校のシステム。接続元のIPで入れる/入れないを決めている場合、VPNを通すと入れなくなります。
  3. 家の中の機器。プリンタやテレビは同じ家の中にいる前提で動くので、VPNを通すと見つかりません。
  4. 地域が決まっている配信だけを通す。見たいサービスだけVPN、残りはふだんの回線、という分け方です。

4つめは、当サイトが扱っている話そのものです。どのサービスがどの国のものかは配信サービスの一覧に出しています。

どの会社が公表しているか

各社の公式の機能ページに載っている名前だけを写しています。

ここが、この記事でいちばん大事なところです。当サイトは各社の公式の機能ページを読んで、そこに載っている名前だけを写しています。7社のうち、機能の一覧そのものを公表しているのが5社、その中でこの機能を載せているのが3社です。

公式の機能ページに載っているか

VPN載っている名前一覧の件数出どころ
NordVPNNordVPNスプリットトンネリング7件公式の機能ページ
Private Internet AccessPrivate Internet Accessスプリットトンネリング7件公式の機能ページ
SurfsharkSurfsharkスプリットトンネリング(Bypasser)6件計測中
Mullvad VPNMullvad VPN非公開7件公式の機能ページ
WindscribeWindscribe非公開7件公式の機能ページ
CyberGhost VPNCyberGhost VPN計測中計測中計測中
ExpressVPNExpressVPN計測中計測中計測中

各社の公式ページに載っている内容です(2026-09-21時点)。「非公開」は一覧に書かれていない、「計測中」は当サイトがまだその一覧を取れていないという意味です。

載せている3社は、名前まで公式に出しています。Surfshark だけ Bypasser という別の名前なので、設定画面で「スプリットトンネル」を探しても見つかりません。

「一覧に無い」の読み方

一覧に無いことを「使えない」とは書きません。読み方を先に決めます。

上の表で「非公開」になっている2社について、使えないとは書きません。機能の一覧に載せず、よくある質問やヘルプの本文にだけ書いている会社があるからです。

当サイトはこの読み違いを2度しています。公式の目次や機能一覧に無かったので「持っていない」と書きかけて、ヘルプの本文には書いてあった、という形です。だからいまは、一覧と本文を分けて扱っています。

表の言葉の意味

書き方意味
名前を載せているその会社が公式に、その機能があると言っている
非公開その一覧には書かれていない。無いという意味ではない
計測中当サイトがまだその会社の一覧を取れていない

当サイト全体で同じ書き方をしています。

迷ったら、その会社のヘルプで機能名を検索してください。1分で終わりますし、当サイトの表より新しい情報が出ます。

分けると速度はどうなるか

分けてもVPNを通す通信は速くなりません。変わるのは外に出したほうです。

「分ければ速くなる」と言われることがありますが、VPNを通した通信の速さは変わりません。変わるのは、VPNを通さなくなった通信のほうです。

VPNを切ったときと比べて残る速度

都市VPNを切ったときNordVPNSurfshark
東京780 Mbps57%51%
ロンドン790 Mbps90%90%
ニューヨーク760 Mbps79%73%
ロサンゼルス530 Mbps68%58%
シドニー600 Mbps52%40%
シンガポール610 Mbps42%42%
サンパウロ500 Mbps60%55%
フランクフルト600 Mbps56%55%
シアトル1,000 Mbps90%75%
パース850 Mbps81%76%
仁川・ソウル300 Mbps49%72%

同じ回線・同じ時間帯で、VPNを切ったときと繋いだときの平均を比べた割合です。オーナーが手で測っています。

VPNを通すと、これだけの割合まで落ちます(11都市の実測)。分けて通すと、外に出した通信だけが左の列の速さに戻ります。通したままの通信は、右の列のままです。

つまり、分ける目的は速度ではなく使い分けです。速度が理由なら、見るべきは繋ぐ先の国と都市のほうです。

自分の端末で確かめる手順

使っている端末で分けられるかは、契約したあと5分で分かります。

使っている端末で本当に分けられるかは、契約したあと5分で分かります。返金を申し出られる期間のうちに済ませてください。

  1. アプリの設定で、機能の名前を探す(Surfshark は Bypasser)
  2. VPNの外に出したいアプリを1つだけ選ぶ
  3. VPNを繋いだまま、外に出したアプリでどこの国から繋いでいることになっているかを確かめる
  4. 同じことを、通したままのアプリでも確かめる。2つが別の国になっていれば、分けられています

確かめるのに使える窓口と期間

VPN機能の一覧日本語の窓口返金を申し出られる日数
NordVPNNordVPN載っているあり30日
Private Internet AccessPrivate Internet Access載っている計測中30日
SurfsharkSurfshark載っているあり30日
CyberGhost VPNCyberGhost VPN非公開計測中非公開
ExpressVPNExpressVPN非公開計測中30日
Mullvad VPNMullvad VPN非公開計測中14日
WindscribeWindscribe非公開計測中7日

各社の公式ページに書かれている内容です。返金の条件はプランで変わる会社があるので、申し込み画面で確かめてください。

確かめてから決められる期間です。窓口のある会社なら、契約前に「自分のOSで使えるか」を日本語で聞けます。

使うときに気をつけること

外に出した通信はVPNの保護を受けません。分けるとはそういう意味です。

会社ごとの公表内容

公式の機能ページに何と書いてあるかを、会社ごとに並べます。

NordVPN:「スプリットトンネリング」として公表

NordVPNの公式サイト

NordVPNの公式サイト
NordVPN の公式サイト。下の内容は、この社が公表している機能ページの記載です。

NordVPNの公表内容

NordVPNNordVPN
この機能記載あり
一覧の件数7件
日本語の窓口あり
返金30日
NordVPNが公式に公表している内容です(2026-09-21時点)。当サイトが足した判断は入っていません。

NordVPNは、この機能を「スプリットトンネリング」という名前で公式の機能ページに載せています。設定画面でもこの名前で並ぶので、別の呼び方で探すと見つかりません。公表されている機能は全部で7件です。

NordVPNの公表内容

見るところNordVPN
公式の機能ページでの名前スプリットトンネリング
公表されている機能の件数7件
出どころ公式の機能ページ
日本語で聞けるかあり
確かめてから決められる日数30日

各社の公式ページの記載です(2026-09-21時点)。OSごとに使えるかどうかは、この一覧からは読み取れません。

この表に無いことは、当サイトでは分かりません。OSの内訳が要るなら、窓口か公式のヘルプで確かめてください。

Private Internet Access:「スプリットトンネリング」として公表

Private Internet Accessの公式サイト

Private Internet Accessの公式サイト
Private Internet Access の公式サイト。下の内容は、この社が公表している機能ページの記載です。

Private Internet Accessの公表内容

Private Internet AccessPrivate Internet Access
この機能記載あり
一覧の件数7件
日本語の窓口計測中
返金30日
Private Internet Accessが公式に公表している内容です(2026-09-21時点)。当サイトが足した判断は入っていません。

Private Internet Accessは、この機能を「スプリットトンネリング」という名前で公式の機能ページに載せています。設定画面でもこの名前で並ぶので、別の呼び方で探すと見つかりません。公表されている機能は全部で7件です。

Private Internet Accessの公表内容

見るところPrivate Internet Access
公式の機能ページでの名前スプリットトンネリング
公表されている機能の件数7件
出どころ公式の機能ページ
日本語で聞けるか計測中
確かめてから決められる日数30日

各社の公式ページの記載です(2026-09-21時点)。OSごとに使えるかどうかは、この一覧からは読み取れません。

この表に無いことは、当サイトでは分かりません。OSの内訳が要るなら、窓口か公式のヘルプで確かめてください。

Surfshark:「スプリットトンネリング(Bypasser)」として公表

Surfsharkの公式サイト

Surfsharkの公式サイト
Surfshark の公式サイト。下の内容は、この社が公表している機能ページの記載です。

Surfsharkの公表内容

SurfsharkSurfshark
この機能記載あり
一覧の件数6件
日本語の窓口あり
返金30日
Surfsharkが公式に公表している内容です(2026-09-21時点)。当サイトが足した判断は入っていません。

Surfsharkは、この機能を「スプリットトンネリング(Bypasser)」という名前で公式の機能ページに載せています。設定画面でもこの名前で並ぶので、別の呼び方で探すと見つかりません。公表されている機能は全部で6件です。

Surfsharkの公表内容

見るところSurfshark
公式の機能ページでの名前スプリットトンネリング(Bypasser)
公表されている機能の件数6件
出どころ計測中
日本語で聞けるかあり
確かめてから決められる日数30日

各社の公式ページの記載です(2026-09-21時点)。OSごとに使えるかどうかは、この一覧からは読み取れません。

この表に無いことは、当サイトでは分かりません。OSの内訳が要るなら、窓口か公式のヘルプで確かめてください。

Mullvad VPN:公式の機能一覧には記載なし

Mullvad VPNの公表内容

Mullvad VPNMullvad VPN
この機能非公開
一覧の件数7件
日本語の窓口計測中
返金14日
Mullvad VPNが公式に公表している内容です(2026-09-21時点)。当サイトが足した判断は入っていません。

Mullvad VPNが公式の機能ページに載せているのは7件で、その中にこの機能の名前はありません。これは「使えない」という意味ではありません。一覧に出さず、よくある質問の側にだけ書いている会社があります。確かめるなら、この社のヘルプで機能名を検索してください。

Mullvad VPNの公表内容

見るところMullvad VPN
公式の機能ページでの名前非公開
公表されている機能の件数7件
出どころ公式の機能ページ
日本語で聞けるか計測中
確かめてから決められる日数14日

各社の公式ページの記載です(2026-09-21時点)。OSごとに使えるかどうかは、この一覧からは読み取れません。

この表に無いことは、当サイトでは分かりません。OSの内訳が要るなら、窓口か公式のヘルプで確かめてください。

Windscribe:公式の機能一覧には記載なし

Windscribeの公表内容

WindscribeWindscribe
この機能非公開
一覧の件数7件
日本語の窓口計測中
返金7日
Windscribeが公式に公表している内容です(2026-09-21時点)。当サイトが足した判断は入っていません。

Windscribeが公式の機能ページに載せているのは7件で、その中にこの機能の名前はありません。これは「使えない」という意味ではありません。一覧に出さず、よくある質問の側にだけ書いている会社があります。確かめるなら、この社のヘルプで機能名を検索してください。

Windscribeの公表内容

見るところWindscribe
公式の機能ページでの名前非公開
公表されている機能の件数7件
出どころ公式の機能ページ
日本語で聞けるか計測中
確かめてから決められる日数7日

各社の公式ページの記載です(2026-09-21時点)。OSごとに使えるかどうかは、この一覧からは読み取れません。

この表に無いことは、当サイトでは分かりません。OSの内訳が要るなら、窓口か公式のヘルプで確かめてください。

CyberGhost VPN:機能一覧を取得中

CyberGhost VPNの公式サイト

CyberGhost VPNの公式サイト
CyberGhost VPN の公式サイト。下の内容は、この社が公表している機能ページの記載です。

CyberGhost VPNの公表内容

CyberGhost VPNCyberGhost VPN
この機能非公開
一覧の件数計測中
日本語の窓口計測中
返金非公開
CyberGhost VPNが公式に公表している内容です(2026-09-21時点)。当サイトが足した判断は入っていません。

CyberGhost VPNについては、当サイトがまだ機能の一覧を取れていません。取れていないものを、あるともないとも書きません。

CyberGhost VPNの公表内容

見るところCyberGhost VPN
公式の機能ページでの名前計測中
公表されている機能の件数計測中
出どころ計測中
日本語で聞けるか計測中
確かめてから決められる日数非公開

各社の公式ページの記載です(2026-09-21時点)。OSごとに使えるかどうかは、この一覧からは読み取れません。

この表に無いことは、当サイトでは分かりません。OSの内訳が要るなら、窓口か公式のヘルプで確かめてください。

ExpressVPN:機能一覧を取得中

ExpressVPNの公式サイト

ExpressVPNの公式サイト
ExpressVPN の公式サイト。下の内容は、この社が公表している機能ページの記載です。

ExpressVPNの公表内容

ExpressVPNExpressVPN
この機能非公開
一覧の件数計測中
日本語の窓口計測中
返金30日
ExpressVPNが公式に公表している内容です(2026-09-21時点)。当サイトが足した判断は入っていません。

ExpressVPNについては、当サイトがまだ機能の一覧を取れていません。取れていないものを、あるともないとも書きません。

ExpressVPNの公表内容

見るところExpressVPN
公式の機能ページでの名前計測中
公表されている機能の件数計測中
出どころ計測中
日本語で聞けるか計測中
確かめてから決められる日数30日

各社の公式ページの記載です(2026-09-21時点)。OSごとに使えるかどうかは、この一覧からは読み取れません。

この表に無いことは、当サイトでは分かりません。OSの内訳が要るなら、窓口か公式のヘルプで確かめてください。

つまり会社ごとに見ても、分かるのは「公式が何と書いているか」までです。

スプリットトンネルのよくある質問

iPhoneでもスプリットトンネルは使えますか?

当サイトはOSごとの対応を数えていません。各社の公式の機能ページには機能の名前しか載っておらず、そこからiOSで使えるかどうかは読み取れないためです。日本語の窓口を持っていると公表している会社が2社あるので、契約前にそこで聞くのがいちばん確かです。

使うと通信が速くなりますか?

VPNを通す通信の速さは変わりません。変わるのは、VPNを通さなくなった通信のほうです。当サイトの実測では、VPNを通すと11都市でVPNを切ったときより速度が落ちています。外に出した通信だけが、その落ちるぶんを受けなくなります。

Surfsharkの設定にスプリットトンネルが見当たりません。

Surfshark はこの機能を Bypasser という名前で公表しています。設定画面でもその名前で並んでいるので、「スプリットトンネル」で探すと見つかりません。

一覧に載っていない会社では使えないのですか?

そうとは限りません。機能の一覧には載せず、よくある質問の本文にだけ書いている会社があります。当サイトはこの読み違いを2度しているので、一覧に無いことを「無い」とは書きません。その会社のヘルプで機能名を検索してください。

分けたのに、国内のサービスがまだ海外から見えていると言われます。

外に出す対象の指定が効いていないか、端末に前の情報が残っている可能性があります。切り分けの順番は繋がらないときの直し方にまとめてあります。

まとめ

スプリットトンネルは使い分けのための設定で、速くするための設定ではありません。

スプリットトンネルは使い分けのための設定で、速くするための設定ではありません。公式の機能ページに名前を載せているのは7社のうち3社で、NordVPN・Surfshark・Private Internet Accessです。載っていない会社を「使えない」とは書きません。

ここで出した数字の元のファイルは公開データに置いてあります。各社の公表内容は毎日取り直しています(2026-09-21時点)。