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中国でGeminiを使う方法!使えるのは「Workspace のみ」?VPNを使った手順

中国でGeminiを使う方法

中国に滞在していてGemini(ジェミニ)が開かない、という方に向けた記事です。

結論から書きます。Googleの公式一覧に中国本土は載っていますが、そこには但し書きが付いています。

当サイトが2026年9月20日にGoogle公式のヘルプページを開き、一覧の項目を1つずつ照合しました。中国本土の行にはこう書かれています。

「中国本土(Workspace のみ)」

ほかの国や地域には、こうした但し書きが付いていません。たとえば同じ並びの「チリ」や「クリスマス諸島」は国名だけです。中国本土だけが条件付きで書かれている、というのが公式一覧の状態です。

この記事では、その裏取りと、VPNでどの国につなげばよいかを整理します。

この記事で分かること

  • Google公式の一覧で、中国本土がどう書かれているか(当サイトが照合した結果)
  • ★ ClaudeやChatGPTとは結論が違う理由(香港の扱いが正反対)
  • どの国につなげばよいか(当サイトが集計した拠点データつき)
  • つながらないときに、上から順に確かめる手順

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この記事の数字について

  • 調べているVPN 7社
  • サーバーのある場所 157の国と地域を、毎日数え直しています
  • 通信速度 14都市で、実機を使って自分たちで計測しています

各社の発表をそのまま書き写したものではありません。サーバーの台数と拠点の数は、各社が公開している一覧をそのまま数えたものです。実測が済んでいない項目には推定値を入れず「計測中」と書いています。取り方はデータの取り方と検証方法にまとめています。

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Google公式の一覧を照合しました

Gemini の対応国と地域を示すGoogle公式ヘルプの一覧
Googleは「Gemini ウェブアプリを利用できる言語と国 / 地域」というヘルプページで、対応する国と地域を公表しています。ページには「230 を超える国と地域」と書かれています。当サイトが国の一覧の項目を取り出して数えたところ、242件ありました。

中国本土だけ但し書きが付いています

当サイトはこのページを開き、一覧の項目を機械で突き合わせました。結果は次のとおりです。

国・地域

Googleの対応一覧での書かれ方

中国本土

「中国本土(Workspace のみ)」

香港

「香港」(但し書きなし)

マカオ

「マカオ」(但し書きなし)

台湾

「台湾」(但し書きなし)

日本

「日本」(但し書きなし)

※当サイトが2026年9月20日にGoogle公式のヘルプページを開き、一覧の項目を1つずつ照合した結果です。

照合するときに1つ注意点がありました。このページは言語の一覧と国の一覧が同じ場所に並んでいます。文字を探すだけだと、言語のほうの「日本語」や「中国語(簡体字、繁体字、香港)」を国の一覧と取り違えます。当サイトは項目そのものを取り出して、1件ずつ突き合わせました。

公式一覧では「チリ」→「中国本土(Workspace のみ)」→「クリスマス諸島」の順に並んでいます。

括弧の付いている項目は、242件のうち3件だけでした。そのうち2件は「Cocos (Keeling) Islands」と「Falkland Islands (Islas Malvinas)」で、括弧は地名の一部です。提供の条件を示しているのは「中国本土(Workspace のみ)」の1件だけです。中国本土が抜けているのではなく、条件が付いているのが中国本土だけ、というのが一覧の状態です。

出典:Google「Gemini ウェブアプリを利用できる言語と国 / 地域」(当サイトが2026年9月20日に確認)

★ ClaudeやChatGPTとは結論が違います

Claude公式サイトのトップページ

同じ「中国で使えるAI」の話でも、サービスによって結論が変わります。当サイトが同じ日に、両方の公式一覧を照合した結果を並べます。

地域

Gemini(Google公式一覧)

Claude(Anthropic公式一覧)

中国本土

「Workspace のみ」の但し書きつきで掲載

載っていない

香港

掲載(但し書きなし)

載っていない

マカオ

掲載(但し書きなし)

載っていない

台湾

掲載

掲載

日本

掲載

掲載

※当サイトが2026年9月20日に、両社の公式ページを開いて照合した結果です。

香港の扱いが正反対です。Geminiは香港が一覧に載っていますが、Claudeは載っていません。「中国で使えないAIはVPNで日本につなぐ」とひとまとめに書かれている記事が多いのですが、前提がサービスごとに違います。

関連記事:中国でClaudeを使う方法|公式の対応地域を照合した
関連記事:香港でClaudeが使えない理由

中国から使うなら、つなぐ先は日本です


まず、中国のサーバーにつなぐという選択肢は現実的ではありません。当サイトが各社の公開しているサーバー一覧を集計したところ、こうなりました。

VPN

中国本土の拠点

サーバー台数

Private Internet Access

中国(1カ所)

公表なし

NordVPN

拠点なし

—

Surfshark

拠点なし

—

Mullvad VPN

拠点なし

—

Windscribe

拠点なし

—

※各社が公開しているサーバー一覧を当サイトが集計した値です(2026年9月19日時点)。台数を公表していない会社は「公表なし」としています。

5社のうち、中国本土に拠点が出ているのは1社だけです。

対応一覧に但し書きなしで載っていて、中国から近く、拠点がいちばん厚いのは日本です。

VPN

日本で選べる場所

サーバー台数

NordVPN

東京・大阪(2都市)

212台

Mullvad VPN

東京・大阪(2都市)

9台

Private Internet Access

東京(通常と配信向けの2種類)

公表なし

Surfshark

東京(1都市)

公表なし

Windscribe

日本(1カ所)

公表なし

※各社が公開しているサーバー一覧を当サイトが集計した値です(2026年9月19日時点)。台数を公表していない会社は「公表なし」としています。

NordVPNは東京と大阪の2都市に212台を置いています。つながらないときに「同じ国の中で別の都市に変える」という対処が取れるのは、都市を2つ以上持っている会社だけです。

Geminiの場合は香港・マカオ・台湾も一覧に載っています。Claudeと違って、これらを選んでも条件は満たせます。日本が不安定なときの候補になります。

「Workspace のみ」という表記の読み方

Gemini公式サイトの画面

Googleの一覧で、中国本土だけに付いているこの但し書きについて、当サイトが確かめられた範囲を正確に書きます。

分かっていること

内容

表記そのもの

一覧の中国本土の行に「(Workspace のみ)」と書かれている

ほかの地域との違い

香港・マカオ・台湾・日本には、この但し書きが付いていない

Workspace とは

Googleが法人・教育機関向けに提供しているアカウントの種類

当サイトが確かめていないこと

実際に中国本土でどう動くか。現地で試していないため断定しない

※当サイトが2026年9月20日にGoogle公式のヘルプページを照合した結果と、その範囲の説明です。

読み方としては、こうなります。個人で使うGoogleアカウントと、勤務先や学校から配られるWorkspaceのアカウントは別物です。一覧が「Workspace のみ」と書いているのは、この2つを分けているということです。

★ ここから先は当サイトの実測ではありません。現地で試していないので、「個人アカウントでは必ず開かない」といった書き方はしません。確かなのは、公式一覧が中国本土にだけ条件を付けているという事実です。

★ ウェブアプリとモバイルアプリで、一覧の中身が違います

Googleは、Geminiのウェブアプリとモバイルアプリで別々の一覧ページを出しています。当サイトは両方を開いて照合しました。中国本土の扱いが違いました。

ウェブアプリ

モバイルアプリ

公表されている規模

「230 を超える国と地域」

「150 を超える国」

中国本土

「中国本土(Workspace のみ)」として掲載

記載なし

香港

掲載

掲載

マカオ

掲載

掲載

台湾

掲載

掲載

日本

掲載

掲載

※当サイトが2026年9月20日に、Google公式の2つのヘルプページを開いて照合した結果です。

当サイトが国の項目を数えると、ウェブアプリの一覧は242件、モバイルアプリの一覧は205件でした。モバイルアプリの一覧には、中国本土という項目が1件も出てきません。
ウェブアプリの一覧には条件付きで載っている中国本土が、モバイルアプリの一覧には出てきません。Googleはこの違いの理由をページに書いていないので、当サイトも理由は書きません。確かなのは、2つの一覧で扱いが違うという事実です。

読者にとっての意味はこうです。「スマホのアプリで開かない」と「パソコンのブラウザで開かない」は、出発点から条件が違います。切り分けるときは、どちらで試しているかを先にはっきりさせてください。

出典:Google「Gemini ウェブアプリを利用できる言語と国 / 地域」/Google「Gemini モバイルアプリを利用できる国」(いずれも当サイトが2026年9月20日に確認)

中国本土と、その周辺で拠点の数がこれだけ違います

「中国だから拠点が少ない」と一言で言われがちですが、周辺と並べると差がはっきりします。

国・地域

拠点のある社数

内訳

中国本土

5社中1社

Private Internet Access のみ

日本

5社中5社

NordVPN・Surfshark・Mullvad・PIA・Windscribe

香港

5社中5社

NordVPN・Surfshark・Mullvad・PIA・Windscribe

シンガポール

5社中5社

NordVPN・Surfshark・Mullvad・PIA・Windscribe

台湾

5社中4社

Mullvad を除く4社

韓国

5社中4社

Mullvad を除く4社

※各社が公開しているサーバー一覧を当サイトが集計した値です(2026年9月19日時点)。

日本・香港・シンガポールは5社すべてが拠点を持っています。台湾と韓国も4社です。そのなかで中国本土だけが1社です。

Geminiの場合、香港・マカオ・台湾も公式一覧に載っています。そして香港には5社すべてが拠点を持っています。つまりGeminiは、Claudeより接続先の選択肢が広いということになります。

「つながらない」を3つの層に分けて切り分ける

中国でAIが開かないとき、原因は1つではありません。層を分けて、上から順に確かめてください。

層

何を見るか

確かめ方

① サービス側の対応地域

そのAIが、その地域を対応先として公表しているか

公式の一覧を開いて、地域名があるかを見る

② 接続元のIPアドレス

いまどの国から接続していることになっているか

IP確認のページを開いて、表示される国を見る

③ アカウントの状態

ログインできているか、登録時の情報が残っていないか

ログアウトしてから、つなぎ直して入り直す

※上から順に確かめると早いです。①が満たせていないと、②と③をいくら直しても通りません。

Geminiの場合、①は「中国本土だけ条件が付いている」という状態です。日本・香港・マカオ・台湾はいずれも但し書きなしで載っているので、そこへ移すのが①の答えになります。

渡航の前にやっておくこと

現地に着いてから用意しようとすると、その用意自体ができないことがあります。

  • 渡航の前にVPNを契約し、アプリを入れておく。現地では申し込みページ自体が開かないことがあります
  • 渡航の前に、日本のサーバーにつないだ状態で実際に開くところまで確かめる
  • 自動再接続をオンにしておく。切れたときに素の接続へ戻らないようにするため
  • 支払い手段を先に登録しておく。現地で決済ページが開かないと、更新できません
  • 複数の端末に入れておく。1台で不具合が出たときの逃げ道になります

とくに2番目が大事です。「契約した」と「実際に開いた」は別です。日本にいるうちに、日本のサーバーにつないだ状態でGeminiが開くところまで確かめておいてください。

中国からGeminiを使う手順

手順① VPNサービスに登録してアプリを導入する

VPNサービスの公式サイト

利用するVPNの公式サイトでアカウントを作成し、料金プランと支払い方法を選びます。そのうえで、使う端末(iPhone・Android・パソコン)に対応したアプリを入れます。

インストールまで、ほとんどの場合10分以内に終わります。

手順② 日本のサーバーに接続する

国の一覧または検索欄から「日本」を選んで接続します。自動選択のままにしないでください。

手順③ Geminiを開く

接続を確認してからGeminiを開きます。VPNを先に、Geminiをあとにという順番を守ってください。ページを先に開いたままVPNをつないでも、前の判定が残ったままのことがあります。

★ 渡航の前に契約と動作確認を済ませておくことを強くおすすめします。現地に着いてから申し込もうとすると、その申し込みページ自体が開かないことがあります。

つながらないときに、上から順に確かめること

順番

見るところ

直し方

1

本当につながっているか

アプリの表示だけでなく、IP確認のページで出る国を見る

2

ページを開いた順番

VPNをつないだあとに、ページを開き直す

3

選んだ国

対応地域に入っている国か確かめる。香港・マカオ・中国は入っていない

4

接続先の都市

同じ国の中で別の都市に切り替える(混雑を避ける)

5

ブラウザに残った情報

キャッシュとCookieを削除してから開き直す

6

アカウントの登録国

作ったときの国の情報が残っていることがある。公式の案内を確認する

※確かめるのが早い順に並べています。

中国でGeminiを使うのにおすすめのVPN3選

見るべき点は3つです。日本に拠点があるか・つないだあとに速度がどれだけ残るか・合わなければ戻せるか。

つないだあとに、どれだけ速度が残るか

接続先

VPNなしの回線

残る割合(NordVPN)

残る割合(Surfshark)

計測回数

東京

780Mbps

57%

51%

9回

ロンドン

790Mbps

90%

90%

9回

ニューヨーク

760Mbps

79%

73%

7回

※当サイトが計測した平均値です。回線や時間帯によって結果は変わります。

Geminiは動画のように大きなデータを流すサービスではありません。いちばん低い東京でも約398Mbpsが残るので、速度が原因で使えないということは、まず起きません。

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よくある質問

公式一覧に中国本土が載っているのに、なぜ開かないのですか?

一覧の中国本土には「Workspace のみ」という但し書きが付いています。ほかの国や地域には付いていません。当サイトが確かめられたのはこの表記までです。それ以上の事情については、確かめていないので断定しません。

香港のサーバーでもGeminiは使えますか?

Geminiについては、香港もマカオも台湾も公式一覧に載っています(但し書きなし)。日本が不安定なときの候補になります。

★ ただしClaudeは違います。Claudeの一覧には香港もマカオも載っていません。同じ「香港につなぐ」でも、サービスによって結論が変わります。

スマホのアプリとパソコンのブラウザで違いはありますか?

あります。Googleはウェブアプリとモバイルアプリで別の一覧を出していて、中国本土はウェブアプリの一覧にだけ(条件付きで)載っています。モバイルアプリの一覧には出てきません。

香港・マカオ・台湾・日本は、どちらの一覧にも載っています。

Gemini APIも同じ一覧ですか?

いいえ。当サイトが照合したのはGeminiウェブアプリの一覧です。開発者向けのAPIは別のページで案内されています。この記事の内容はウェブアプリについてのものです。

Gemini以外にもVPNはどんな場面で役立ちますか?

VPNの主な活用シーン

  • セキュリティの強化:空港・カフェなどの公共Wi-Fiを利用する際に通信を暗号化して個人情報を保護できる。
  • 地理的制限の解除:日本では見られない海外コンテンツや、海外からは見られない日本のサービスにアクセスできる。
  • プライバシーの確保:IPアドレスを隠すことで、広告業者や第三者によるオンライン行動のトラッキングを防げる。
  • ネットワーク制限の突破:職場・学校・ホテルなどでブロックされているサイトへのアクセスが可能になる。
  • サブスクの費用削減:NetflixやYouTube Premiumなどを物価の安い国のプランで契約することで、大幅なコストダウンができる。

>>>関連記事:サブスクが安くなるおすすめのVPNランキング

まとめ

Gemini公式サイトの画面

この記事の要点

  • Google公式の一覧で、中国本土だけ「Workspace のみ」という但し書きが付いている(当サイトが照合して確認)
  • 香港・マカオ・台湾・日本は但し書きなしで掲載されている
  • ★ Claudeとは結論が正反対。Claudeの一覧には香港もマカオも載っていない
  • 中国本土に拠点を持つ会社は5社中1社だけ。「中国につなぐ」は成り立ちにくい
  • つなぐ先は日本。NordVPNは東京・大阪の2都市に212台
  • 渡航の前に契約と動作確認を済ませておく

サービス選びに迷ったら、通信速度を最優先にするならExpressVPN、日本の拠点の多さとコストパフォーマンスならNordVPN、家族との共有や複数の端末で使うならSurfsharkを選ぶとよいでしょう。

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